コーポレートコミュニケーション研究会

グローバル化時代の新技術活用環境下でのイシュマネジメント、クライシスマネジメントとしてのコーポレートコミュニケーションマニュアル作りとCCO~震災後対応広報を例として~

ワークショップNo.110418

開催日 平成23年4月18日(月)13:30~15:00 時間 13:30~15:00
場所 秋葉原UDX 4F 先端ナレッジフィールドUDXオープンカレッジ         参加費 無料 
募集対象 企業の広報、広告宣伝、マーケティング部門、WEB担当、広告会社、コーポレートブランディング、コーポレートコミュニケーションの担当、研究者、媒体会社・報道機関(新聞雑誌ラジオテレビ局WEBメディア等)ジャーナリスト、広告クリエーター、その他関連業種 募集人数 10名

グローバル化時代の新技術活用環境下でのイシューマネジメント、クライシスマネジメントとしてのコーポレートコミュニケーションマニュアル作りとCCO
 
~震災後対応広報を例として~
 
コーポレートコミュニケーションは、これまで広報や宣伝、PRやIR、リクルーティングやブランディングなどのひとつとされてきました。その情報伝達の手法は既存媒体の活用が中心でしたが、WEB活用、SNSやTwitterなどのIT活用と、手法の拡大が可能となりました。
 
グローバル化した企業活動における海外コミュニケーションでは、文化や宗教の違いによる情報コンテンツの受け止めの違いや反日教育、うわさなどのコンシューマーインサイトへの対策が必要となります。事故や事件に係わる社会広報の考え方や手法としては、国を揺るがす大災害時における企業メッセージや広告、お悔やみや応援メッセージの開始と終了のタイミングといった様々な課題や可能性に対しての戦略戦術、すなわちクライシスマネジメント、クライシスコミュニケーションが必要となります。
 
東日本大震災による様々な影響に収束の目途がたたない現在、企業が危機管理の広報対応に苦慮していることは、既存媒体の広告やテレビCMを見ても明らかです。企業におけるイシューマネジメント、クライシスマネジメントの広報マニュアル作りは急務。それと共に、組織内にCCO(チーフ・コミュニケーション・オフィサー)役員を設置する動きも出てきています。その一方で、これまで広報などを学んできた文科系担当者とITを学んできた理系担当者では、企業内においての連携すら出来ていないケースもあります。
 
本ワークショップは、こうした新たなコーポレートコミュニケーションのあり方、社内担当者の人材育成、外部のメディアや技術者との連携、経営責任者としての最高コーポレートコミュニケーション役員の設置などを通して、震災後のイシュー及びクライシスマネジメント広報マニュアル作りについて学ぶオープン・ワークショップとなります。
この回をスタートとして各回の多彩なスピーカーや参加者のご意見などをもとに各企業に1冊、バイブルとして保有できるハンドブック作成と人材育成プログラムの開発を進めます。(※開発プログラムによる人材研修等は、別途プログラム開校を予定しております。)
第一回は日本で初めてコーポレートコミュニケーションの専門職大学院を設置した京都産業大学より石橋先生の基調講演と危機管理の広報戦略の専門コンサルタントである大槻氏、コーポレートブランディングのプロデューサーである岩佐氏をゲストスピーカーとして新産業文化創出研究所の廣常がファシリテートします。
 
 
ゲストスピーカー : 京都産業大学 経営本部大学院 マネジメント研究科
                   コーポレートコミュニケーション・コース教授 石橋 陽 氏
 
            株式会社広報戦略研究所 代表取締役  
            青森大学 客員教授               大槻 茂 氏
 
            株式会社ものがたり創造研究所        岩佐 倫太郎 氏
            デジタルハリウッド大学大学院客員教授
             インターネットマーケティング研究室長     塩見 政春 氏

 
ファシリテータ  :    新産業文化創出研究所  所 長          廣常  啓一

◇協力機関 :  関連する学会、業界団体、経済団体などが協力の予定

※次回以降、関連する様々なスピーカー、有識者、広報実例を発表いただく企業広報担当者などに発表頂き、ハンドブック取りまとめ、更に専門学問体系化とCCOプログラムの実施する大学院設置等も構想しております。

【プロフィール】
●石橋 陽(イシバシアキラ)氏
京都産業大学経営学部大学院 マネジメント研究科コーポレートコミュニケーション・コース教授
1948年京都市生まれ。1972年立命館大学法学部卒業。同年、日本経済新聞社入社。大阪本社企画調査部次長、広告局企画開発部次長、同企画委員、理事、(株)日経リサーチ取締役大阪支社長等を経て、2009年4月より京都産業大学経営学部大学院「C.C.コース」教授。
日本広報学会理事(1996年6月~2009年5月)。
日本広告学会理事(2001年10月~2007年9月)。
日本マーケティング協会関西支部マーケティング・マイスター(2001年4月~2009年3月)、
アカデミック・アドバイザー(2009年4月~)。日本IR協会評議員(2001年10月~現在)。
日経広告研究所大阪駐在兼務研究員(1991年9月~2008年3月)。
関西学院大学専門職大学院「C.C.特論他」(2005年9月~2007年11月各秋期)。
宝塚造形芸術大学専門職大学院「C.C.」科目」(2006年4月~2008年7月各春期)。
■日本広報学会関西部会での研究会
2001年4月~03年3月「IT時代の戦略広報研究会」
2003年4月~05年3月「C.C.O.(チーフ・コミュニケーション・オフィサー)研究会」
2005年4月~07年3月「C.C.O.専門職用カリキュラム開発研究会」(コミュニケーション・スクールづくり)
2007年4月~09年3月「広報専門職の質保証制度に関する研究会」(力量研究会)
2009年4月~11年3月「C.C.評価研究会」
2011年4月~12年3月「中小企業のC.C.研究会」
 
●大槻 茂(オオツキ シゲル)氏
元読売新聞記者。社会部、新聞監査委員会などに所属、皇室問題などを担当。元ラジオ局報道部長。著書に「新天皇家の人々」(主婦の友社)など。青森大学客員教授。
 
●岩佐 倫太郎(イワサ リンタロウ)氏
大阪府出身。京都大学文学部卒(フランス文学)。 
大手広告代理店で広告制作、イベント、空間プロデュースを各10年担当。代表作は、「なみはや国体」の開閉会式、トヨタ「アムラックス大阪」の企画プロデュース、大阪市のチルドレンズ・ミュージアム「キッズプラザ大阪」の企画プロデュースなど。受賞は「ジャパンエキスポ大賞」など。
2003年、独立して「ものがたり創造研究所」を主宰し、ストーリ・テリングをベースとしたマーケティング活動を展開。大手展示企業やテーマパーク、カーディーラー、高速道路などに顧問としてマーケティング助言を行なってきたほか、作家性を生かしてコンテンツを供給し、空間開発やITによるキャンペーンの設計などに注力している。
また、美術展、建築展にまつわるメールマガジンを3年間、70号近くを発行。
ネット集客や顧客参加型マーケティングなどについて、随時マガジンを発行。
■近年の講演歴
首都高速道路(株)「パリのレンタル自転車ヴェリブ」と公共マーケティング
銀座Aの会(異業種交流会) 「ナポレオンとパリの都市デザイン」
慶応大学大学院マーケティング・クラス 「物語りマーケティングの有効性」
名古屋での経済研究会 「ネットを集金装置に変えたオバマのコンテンツ作法」
■趣味/ 連句、スケッチ、作詞、ゴルフ

新産業文化創出研究所 所長 廣常啓一のファシリテートで開催した。 京都産業大学 経営学部大学院 マネジメント研究科 コーポレートコミュニケーション・コース教授、石橋先生による基調講演。 元・新聞記者という経歴をもつ大槻氏は、電力会社による事故情報の隠蔽を参考例として上げ、危機管理広報の問題点を指摘。「マニュアルは必要だが、平時こそ意識をもつことが重要」。
大手広告代理店を経て、企業ブランディングのプロデュースを手がける岩佐氏は、企業コンサルタントという立場で危機管理の広報手法として用いてきた考え方を披露。 デジタルハリウッド大学大学院客員教授の塩見先生は、緊急時のwebの役割を整理するとともに、コンシューマーの情報源や情報の受けとり方が変化していることを指摘。 今後は関連する学会、業界団体、経済団体なども協力予定。継続したワークショップを通して実践的な危機管理広報戦略のための緊急対策ハンドブックを作成する。