エネルギーの市民大学、みんなのエネルギー会議、こども大学サポーターズ倶楽部

潤いのある低炭素社会と感性豊かな子供の育成

ワークショップNo.130531eoc

開催日 平成25年5月31日(金) 時間 13:00~15:00
場所 秋葉原UDX4F UDXオープンカレッジ 参加費 無料
募集対象 子供の教育に関心のあるご両親、次世代人材育成/エネルギー教育に関心のある企業、自治体、NPOの方、環境、エネルギー全般に関心のある方 募集人数 20~30名

★当日開催の様子は、最下部に掲載しました。

エネルギーの市民大学、みんなのエネルギー会議、こども大学サポーターズ倶楽部
『潤いのある低炭素社会と感性豊かな子供の育成』


エネルギーの大量消費によって、私達は文化的な生活を送れるようになりました。

しかし、そのエネルギーの大量消費に伴う地球温暖化が問題となり、
更に近年ではその大量消費によって得られるはずの幸福感が薄らいできたことも大きな問題です。

つまり、今、ここでエネルギーの消費そのものを見直し、真の幸福な未来社会を
目指すことが重要と言えます。


幸福とはいったい何なのか?

人生の意義は何なのか?

命の尊さとは何なのか?


これらの答えの基本となっているのは感性です。

夢多き未来社会を作るためには豊かな感性が必要です。

群馬県桐生市では、もっと魅力的なライフスタイルで生き生きと過ごして
低炭素社会を実現しようという試みが始まっています。

地域の持っている資源、文化、歴史や技術を最大限に活かして
楽しく生活するための取り組みです。

そして、昨年から産官学民が一体となって小学生を対象にした夢と感性を育む
実践的教育プログラム『未来創生塾』を立ち上げ、
『楽しい低炭素未来社会』を創造する人材育成に取り組んでいます。

本講演では、これらの実践的取り組みを紹介します。
 


【講師】

 

 

 

 

 

 

 

 

宝田恭之氏 群馬大学理工学研究院環境創生部門 教授
 

【プロフィール】

専門:反応工学(エネルギー開発、環境保全技術、新炭素材料開発)

学歴:昭和49群馬大学工学部卒、昭和51群馬大学大学院修士課程修了
    昭和59学位取得  工学博士(東北大学) 

職歴:昭和51三菱化工機(株)、昭和56東北大学助手、昭和61同講師、
    昭和62群馬大学工学部助教授、平成 7同教授、平成17同工学部長、
    平成25群馬大学理工学研究院環境創生部門教授

所属学会:化学工学会、日本化学会、日本エネルギー学会、石油学会、炭素学会
       資源・エネルギー学会、鉄鋼協会、米国化学会

受賞:平成 4エネルギー学会進歩賞受賞、平成19エネルギー学会賞受賞


【人物・特徴】

群馬大学工学部長を経て、現在、環境創生部門教授として教育・研究活動を行っている。
高い専門的知識を生かし、学会、省庁の数多くの委員長、委員を歴任している。
例えば、日本エネルギー学会会長、化学工学会副会長、日本学術会議研究連絡委員、
日本学術振興会科学研究費委員会専門委員、NEDO技術評価員、NEDO総合開発検討会委員長など。

地域社会との連携にも積極的であり、桐生市新総合計画議長として10カ年計画を制定した。
自主的な市民講座(工学よもやま話(桐生)、鹿鳴講座(前橋))を実施し、
市民との親密な交流を果たしている。

また、専門を生かして、群馬県、富士見村、藤岡市、上野村、六合村のNEDO新エネルギービジョン
策定委員会委員長を務め、将来のエネルギー・環境ビジョンを立案した。


【論文・著書】

バイオマスや石炭などの劣質炭化水素資源のクリーン燃料化開発に関する研究を行ってきており、
「地球環境問題に挑戦する」など、欧文和文あわせて130編の論文、総説、著書などがある。

また、平成 4年 にエネルギー学会進歩賞、平成19年にはエネルギー学会賞(学術部門)を受賞している。


【理念・活動】

「健全な執念」、「積極性、創造力、責任感、信頼感」、「人生大いに楽しむ」を常に主張し、
実践的手法で教育・研究を行っている。

例えば、学生と一緒に日常生活におけるCO2削減生活を実施し、地球温暖化問題は
ライフスタイルの変更が本質的な解決手段であることを示した。

この成果は暮らしの手帖、毎日新聞はじめ各種新聞、NHKなどに取り上げられ、更に平成20年度の
JST「地域力による脱温暖化と未来の街-桐生の構築」プロジェクトとして採択された。

平成24年4月には、産官学民が一体となって小学生を対象にした夢と感性を育む実践的教育プログラム
『未来創生塾』を立ち上げ、地元の産業、自然、歴史、文化を生かして、『楽しい低炭素型未来社会』を
創造する人材育成に取り組んでいる。

 

【平成25年度プログラム】

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◇平成25年4月20日(土)(エネルギーの市民大学)
熱エネルギーの有効利用

◇平成25年5月31日(エネルギーの市民大学/こども大学サポーターズ倶楽部)
『潤いのある低炭素社会と感性豊かな子供の育成』

◇平成25年6月21日(エネルギーの市民大学)
『創・省エネルギー技術として注目が集まる熱電発電
~棄てられている未利用熱からの発電』

◇平成25年6月27日(エネルギーイノベーション研究会)
『廃棄物・バイオマスからのエネルギー回収 - 夢を語り現実を視る』

◇平成25年7月12日(地産地消エネルギー普及研究会)
『(仮題)鹿児島県工業団地の自然エネルギーを活用したまちづくり事例
 ~地域の合意形成、資金調達、街づくりとしての広がり』


【平成24年度プログラム】

◇平成24年11月25日(ウェアラブルスマートエネルギー研究会)
『ウェアラブルスマートエネルギー 局所冷暖機能「ネッククーラー」の応用』

◇平成24年12月18日(エネルギーの市民大学)
『東京で地熱利用は可能か―地熱利用の仕組み・課題・可能性、そして東京では―』

◇平成24年12月25日(ウェアラブルスマートエネルギー研究会)
『ウェアラブルスマートエネルギー 温度制御機能の応用分野を考える』

◇平成25年1月25日(エネルギーイノベーション研究会)
『最適な自然エネルギー発電導入 ~日本の潜在的な自然エネルギー資源、品質確保のための制御法など』

◇平成25年2月8日(エネルギーの市民大学)
『近い将来のエネルギー供給 新しいエネルギーの紹介、利用に必要な条件』

◇平成25年3月8日(エネルギーの市民大学)
『地産地消型バイオエタノール生産システム確立の試み』

 

◆平成24年8月12日(みんなのエネルギーフェスタ2012)
『エネルギーを着る、そしてコンピュータを着る』
①エネルギーを着る技術の進化
②快適・省エネヒューマンファクタ-に基づく携帯形電子冷暖房の開発(
③超小型衝撃発電システムの紹介(
④ジャイロ発電機
⑤RFIDファイバー、RFIDテキスタイルの紹介
⑥柔らかいウエアラブル用電子回路について
⑦日常生活見守り技術
⑧ヒューマンプローブ
⑨高齢者資源の利活用
⑩ウェアラブルファッションを通して考える今後の社会

◆平成24年8月12日(みんなのエネルギーフェスタ2012)
『サスティナブルシティ』~市民提案による新しい社会システム~
①桐生市における市街地の再生』 (まちづくりの視点)
②『EVテクノロジーとまちづくり』(テクノロジーの視点)
③『サスティナブルシティための国の役割』
④『セグウェイを利用したつくば市特区実証実験の現状』
⑤『地域エネルギーによる地域おこし でんき宇奈月プロジェクト』

◆平成24年8月13日(みんなのエネルギーフェスタ2012)
『電源構成における3つのシナリオ』

◆平成24年8月13日(みんなのエネルギーフェスタ2012)
『今後のモビリティ社会について~超小型EVのあるくらし』

今回は、群馬大学大学院 工学研究科 環境プロセス工学専攻の宝田恭之教授より話題提供をいただきました。群馬県桐生市では、「もっと魅力的なライフスタイルで生き生きと過ごして低炭素社会を実現しようという」試みが始まっています。地域が一丸となって、こどもへの環境教育が実現しています。 新産業文化創出研究所の瀬川から、みんなのエネルギー会議を開催する理由が述べられました。「新しいエネルギーを取り巻く環境が変わる中で、そこに合う産業やライフスタイルを作るためのプロジェクトや事業化へ導くために、まずはこのみんなのエネルギー会議で勉強やきっかけの導入口としていただくために開催しています。」 ポスト京都議定書のフレームワークとして、2007年に阿部総理から発表された全世界でCO2を50%減らすという「クールアース50」という目標があります。2050年までにCO2を1990年の50%に削減するというもので、先進国では80%程度の削減を意味しています。
日本は発電効率としては非常に優れた技術を持っていますが、それをもってしても2050年までに80%削減するというのは、技術開発のアプローチだけでは非常に難しいのが現状です。 20世紀型の大量生産、大量消費という社会構造から、もっと楽しい社会、生活、人生、コミュニケーション、本物思考へ変えていく必要があるのではないかと思います。それには感性を育むことが大切です。 桐生市では、低炭素のための様々な実証実験(小水力発電、EV開発、マイクロコミュニティバス開発等々)を積極的に取り組んできていますが、同時に街を巻き込みながら様々なプロジェクトをおこし、それが結果的に地域資源の掘り起こし、観光の推進、こどもへの環境教育、人々の意識改革へと繋がっています。