エネルギーの市民大学 みんなのエネルギー会議

東京で地熱利用は可能か―地熱利用の仕組み・課題・可能性、そして東京では―

ワークショップNo.121218 esim

開催日 平成24年12月18日(火)15:00~17:00 時間 15:00~17:00
場所 秋葉原UDX4F 先端ナレッジフ ィールド UDXオープンカレッジ 参加費 無料
募集対象 エネルギーや環境に関心のある一般の方(子供、大人)、街づくり、設備・通信関係、エネルギー関係者、等 募集人数 20~30名
 

東京、そして首都圏での地熱利用は可能であるのか、そんな視点から地熱利用の仕組みや課題、可能性を地熱情報研究所(IGI)代表の江原幸雄氏(九州大学 名誉教授)よりお話していただきます。
 

=========

地熱エネルギーは火山国日本に恵まれた再生可能エネルギーです。天候に左右されず1日24時間安定な発電にも、また暖房のように熱そのものの利用もできます。さらに火山から離れた普通の土地では地下浅層の熱(地中熱)を利用して冷暖房が可能であります。
 
このように地熱エネルギーは多様な用途があります。
 
わが国の地熱資源のうち、発電可能なポテンシャルは世界第3位で2000万kWを超えます。しかし、現在利用されているのは、17カ所の地熱発電所合計で、ポテンシャルの約2%54万kWに過ぎません。

この恵まれた地熱資源が今まで何故利用されてこなかったのか。その理由を明らかにするとともに、地熱エネルギー利用の将来の可能性をお話し致します。そして、東京でも地熱利用の可能性は大いにあることを示したいと思います。

 

121218 ebara_sachio.png

 

 

 

 

 


講師:地熱情報研究所(IGI) 代表 江原幸雄氏
(九州大学 名誉教授)

 【略歴】
1947年 9月20日 埼玉県生まれ 理学博士
1974年 4月 北海道大学大学院理学研究科地球物理学専攻博士課程中退
1974年 5月 北海道大学理学部助手
1976年12月 九州大学工学部助手
1981年 4月 九州大学工学部助教授
1990年11月 九州大学工学部教授
2000年 4月 九州大学大学院工学研究院教授
2012年 3月 同上退職
2012年 4月 九州大学名誉教授、地熱情報研究所代表
 
日本地熱学会会長(2006年~2010年)
国際地熱協会理事(2001年~2007年)
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)地熱開発促進調査委員会委員長(2006年~2010年)
 

【平成25年度プログラム】

P1170701.JPGのサムネール画像

P1150261.JPG

 

 

 

 

 

 

 

◇平成25年4月20日(土)(エネルギーの市民大学)
熱エネルギーの有効利用

◇平成25年5月31日(エネルギーの市民大学/こども大学サポーターズ倶楽部)
『潤いのある低炭素社会と感性豊かな子供の育成』

◇平成25年6月21日(エネルギーの市民大学)
『創・省エネルギー技術として注目が集まる熱電発電
~棄てられている未利用熱からの発電』

◇平成25年6月27日(エネルギーイノベーション研究会)
『廃棄物・バイオマスからのエネルギー回収 - 夢を語り現実を視る』

◇平成25年7月12日(地産地消エネルギー普及研究会)
『(仮題)鹿児島県工業団地の自然エネルギーを活用したまちづくり事例
 ~地域の合意形成、資金調達、街づくりとしての広がり』


【平成24年度プログラム】

◇平成24年11月25日(ウェアラブルスマートエネルギー研究会)
『ウェアラブルスマートエネルギー 局所冷暖機能「ネッククーラー」の応用』

◇平成24年12月18日(エネルギーの市民大学)
『東京で地熱利用は可能か―地熱利用の仕組み・課題・可能性、そして東京では―』

◇平成24年12月25日(ウェアラブルスマートエネルギー研究会)
『ウェアラブルスマートエネルギー 温度制御機能の応用分野を考える』

◇平成25年1月25日(エネルギーイノベーション研究会)
『最適な自然エネルギー発電導入 ~日本の潜在的な自然エネルギー資源、品質確保のための制御法など』

◇平成25年2月8日(エネルギーの市民大学)
『近い将来のエネルギー供給 新しいエネルギーの紹介、利用に必要な条件』

◇平成25年3月8日(エネルギーの市民大学)
『地産地消型バイオエタノール生産システム確立の試み』

 

◆平成24年8月12日(みんなのエネルギーフェスタ2012)
『エネルギーを着る、そしてコンピュータを着る』
①エネルギーを着る技術の進化
②快適・省エネヒューマンファクタ-に基づく携帯形電子冷暖房の開発(
③超小型衝撃発電システムの紹介(
④ジャイロ発電機
⑤RFIDファイバー、RFIDテキスタイルの紹介
⑥柔らかいウエアラブル用電子回路について
⑦日常生活見守り技術
⑧ヒューマンプローブ
⑨高齢者資源の利活用
⑩ウェアラブルファッションを通して考える今後の社会

◆平成24年8月12日(みんなのエネルギーフェスタ2012)
『サスティナブルシティ』~市民提案による新しい社会システム~
①桐生市における市街地の再生』 (まちづくりの視点)
②『EVテクノロジーとまちづくり』(テクノロジーの視点)
③『サスティナブルシティための国の役割』
④『セグウェイを利用したつくば市特区実証実験の現状』
⑤『地域エネルギーによる地域おこし でんき宇奈月プロジェクト』

◆平成24年8月13日(みんなのエネルギーフェスタ2012)
『電源構成における3つのシナリオ』

◆平成24年8月13日(みんなのエネルギーフェスタ2012)
『今後のモビリティ社会について~超小型EVのあるくらし』

新産業文化創出研究所 所長 廣常啓一より、『みんなのエネルギー会議』及び『エネルギーの市民大学』の説明がなされた。「「行政」、「研究者や有識者」、「企業」、そして「市民や社会」が一緒に学んだり考えたりするための場として、これかも継続的に続けて参ります。」 地熱情報研究所(IGI)代表の江原幸雄先生よりご講演いただいた。江原先生は九州大学大学院こうがく研究員において教授を長年勤められ、地熱発電の意義や仕組みを広く社会に知らせたいという熱い思いで、今年NPO地熱情報研究所を立ち上げられた。 火山国である日本における地熱のポテンシャルは高いとのこと。温度によって超高温、高温、中低温、第4の地熱の4つの利用方法があり、東京ではこの第4の地熱利用(地中熱利用)がヒートアイランド現象、ピーク電力カットに有効とされています。
3つの障壁があるとされてきました。「発電コストの問題」は、再生可能エネルギーの全量買い取り制度導入により、解消されました。「国立公園内での掘削の問題」は現在は緩和されているものの、まだハードルは高いです。「温泉への悪影響の問題」も管理システムなどの理解などが必要な状況です。 2050年には、全体の10%を占めるほどの発電ポテンシャルがあります。リスク分散をするために一つのエネルギーに偏らないエネルギー分散が有効であると考えています。