大江戸野菜研究会

大江戸野菜研究会

ワークショップNo.110621oed

開催日 平成23年6月21日(火)16:00~18:00 時間 16:00~18:00
場所 秋葉原UDX 4F 先端ナレッジフィールド UDXオープンカレッジ          参加費 無料 
募集対象 農業や園芸に興味のある方、環境問題に関心のある方、屋上菜園にご関心のある方など 募集人数 20名

東京都内の屋上やベランダ、人工地盤などでお野菜を育てるための様々な課題や人材育成を研究していく会です。都会でお野菜作りを始めたい方から自社のビルの屋上等の有効活用を考える方、屋上緑化技術や植物工場技術、農業技術や製品をお持ちの方々との交流を促進していきます。

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近年、わが国では、ビル・道路のアスファルトによる太陽光の蓄熱やビルの空調設備から排出される暖気、自動車のエンジンから排出される廃熱などにより、都市部の気温が他の地域と比べて異常に高温となる現象、いわゆるヒートアイランド現象が大きな問題となっております。このまま進行すれば、30年後には東京で気温が40度を超える日が珍しくなくなるという見解もあり、早急な対策が望まれています。

 
上記問題を解決する手段として、都市部建造物の屋上の緑化が考えられます。屋上の緑化は、断熱により建造物の温度を下げる効果があるため、都市部の気温を下げるのに非常に有効な方法として注目を集めています。しかし、緑化のためには専門的知識や手入れのための人材の確保等が必要となり、今後、更に屋上緑化を都市部へと普及させていくためには、これらの問題を解決していく必要があると考えます。
 
他方、日本では、多くの地域で古くより農業を営み、それぞれの地域の気候・特色に応じた作物を作ることによって、その地域独自の食文化を築きあげてきました。しかし近年、食料自給率の低下による生産量の減少、農家自体の減少や後継者の不足等により、こうした農業や食文化が存続の危機に立たされており、その原因としては、食事の外国化や経済の市場化、若年層の農業離れ、更には都市化による農地の減少が考えられています。これを受けて、国・地方公共団体も様々な政策を講じておりますが、その基盤整備にはまだまだ時間がかかるものと見込まれているのが現状です。
 
上記問題を解決するためには、国・地方公共団体だけでなく、民間からも積極的に食文化や農業の普及・啓発を行っていくのはもちろん、若年層に対しての農業の啓発や農地拡大のための対策を行っていく必要があると考えます。
 
そこで、広く一般市民に対して、都市建造物の屋上緑化・菜園化の普及・啓発・推進及び支援に関する事業、若年層・都市部等への、農業の普及・啓発及び食育の推進に関する事業を行います。それにより、屋上緑化の動きを都市部へ浸透させていくと共に、若年層の持つ、重労働・生活から縁遠いものといった従来の農業に対するイメージを、自らで創意工夫できる身近で魅力あるものとして認識していただくための活動を行い、更に、都市部に農地を確保することによって、都市部に住む地域住民にも農業を身近なものとして広めていきます。
 
また、都市建造物の屋上緑化・菜園化及び野菜栽培を行う人材の育成に関する事業を行い、より多くの専門的知識を有する人材を育てることによって、屋上緑化・菜園化の更なる普及を図ります。