復興支援異分野連携プロジェクト 「食と農業部会」「エネルギー部会」

被災地域の付加価値農業支援(福島県の農業支援) 6次産業化から植物工場・スマートアグリ

ワークショップNo.120213fn

開催日 平成24年2月13日(月) 16:00~18:30 時間 16:00~18:30
場所 秋葉原UDX4F 先端ナレッジフ ィールド UDXオープンカレッジ 参加費 無料
募集対象 災害復興のための連携プロジェクトにご賛同、ご関心、または提案の技術や製品、アイデアや意欲のある企業や大学・研究機関、NPOのご担当者 募集人数 20~25社(1社1~3名程度)

当日は大阪府立大学の村瀬教授にお越しいただき、同大学で進められている植物工場研究を元に福島県への導入について話し合いました。また、ご都合でご参加いただけなかったが、福島大学の被災地における取組みも紹介されました。

村瀬教授からは、災害対策、少子高齢化対策、障がい者雇用、地産地消エネルギーの利用、安全安心(認証可能)な食物提供が可能な、コミュニティ作りの一端を担うことのできる人工光型植物工場という観点からお話していただきました。福島県へは、このような完全密閉型植物工場の利点を活かしすことによって、有効的な支援が可能である旨が語られました。

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 【当ワークショップ 概要】
被災地域の農業、また原発事故の営業で作付けも出来なくなった地域などの課題解決をテーマとして、より持続性のある農業イノベーションの創造を目的としています。
 
植物工場は、第三次補正予算にも組み込まれ、復興対策の一つとして注目されています。東日本大震災復興支援異分野連携プロジェクトの「食と農業部会」、「エネルギー部会」「6次産業化部会」を連動させ、植物工場のイノベーションプロジェクトを東北被災地に導入していきます。
特に日本初のオーダーメイド型農作物発注システムや植物工場プラント証券化プロジェクト、ドクターズキッチンファームプロジェクト、医食農商工連携事業等のビジネスモデルと最先端技術のプロトタイプ事業も実施します。
 
福島等では放射能対策の密閉型植物工場と企業誘致や植物工場人材育成事業等と併せて植物工場集積クラスターも企画しています。

【プレゼンテーター】
・公立大学法人大阪府立大学 大学院工学研究科 教授
 (植物工場研究センター副センター長)村瀬 治比古氏
「安全認証が得られる野菜生産システム」

・福島大学(※村瀬先生がご報告)
「福島大学東日本大震災総合支援プロジェクト」

【取り扱うテーマ例】
・植物工場やバイオエネルギー農業、深層水の淡水化施設活用、農業用水路などの活用した地域エネルギービジネス
・地産地消型地域エコエネルギーと農畜水産業や加工工場等へのエネルギー利用計画
・機能性の農産物、畜産物、水産物の研究開発の拠点作り
・被災地域の食材や加工食品の流通支援、購買支援のための課題解決策の検討
・集荷集配の一元管理やICT活用のeコマースや生産流通
・加工工場のIT化、塩水除去や瓦礫撤去とあわせた新たな農業復興計画
・ヘルスツーリズムと合わせた健康食材開発とレシピ作り
・タウンマネジメントと域内共同セントラルキッチン構想
・医食農連携としてのドクターズキッチンプロジェクト(ドクターズキッチン研究会のワークショップ、セミナー参照下さい)などによる全国の病院や老健施設配食
・ご当地レシピ、伝統食レシピなどのデジタルレシピ化と被災地域食材とあわせた配信事業

【食と農業部会】【6次産業化部会】
復興支援異分野連携プロジェクト部会の中の「食」をテーマとした研究部会。
被災地域の農業や畜産、水産業の復興を異分野の産学官連携、異業種連携などにより様々な技術やビジネスモデルなどにより地域の新たな事業分野の開拓をはかる新連携、農商工連携により、これまでになかった新産業、新たなソリューションとして検討するワークショップとなります。

被災とは地震や津波による直接被害、原子力発電所事故などによる非難や風評被害、流通阻害や加工工場被害等による二次被害、計画停電や節電による被害などを対象として検討しています。
 
【新連携とは】
事業分野を異にする複数の中小企業が有機的に連携し、その経営資源を組み合わせて、新事業活動を行うことにより、新たな事業分野の開拓を図ることをいう。
 
【農商工連携とは】
農林漁業者と商工業者等が通常の商取引関係を超えて協力し、お互いの強みを活かして売れる新商品、新サービスの開発、生産等を行い、需要の開拓を行うことをいう。
 
  ● 第1回 ⇒  5/27(金)http://www.icic.jp/workshop/cat/iw/000651.html
 ● 第2回 ⇒ 6/6(月)  http://www.icic.jp/workshop/cat/iw/000669.html
 ● 第3回 ⇒ 9/27(火)  http://www.icic.jp/workshop/cat/iw/000670.html
 ● 第4回 ⇒ 12/20(火)  http://www.icic.jp/workshop/cat/iw/000667.html
 ● 第5回 ⇒ 1/24(火)  http://www.icic.jp/workshop/cat/iw/000757.html
 

新産業文化創出研究所の廣常からは、エネルギー、植物工場やハウス栽培、LEDや熱供給、加工工場や物流、付加価値化の支援、販路支援、余剰エネルギーの活用に加え、金融ソリューションなどを組み合わせていくと語られた。 大阪府立大学村瀬教授からは、生産物や工場、土壌に対する安全認証の必要性と、実際に認証機構から許可を得ているNPOによる第三者認証について紹介された。 独立型電源を用いるので、廉価で最適なエネルギー導入が可能であるとのこと。小水力発電や木質バイオ、液化天然ガスなど、可能性は沢山ある。
流通に関しては、計画生産が可能であり、またマーケットインによる成分調整も可能であるので、新しい流通の可能性が広がる。 福島大学では、福島県における様々な情報収集や調査を行ってきており、支援センターを設立した。大学同士の連携、企業や地元との連携を行いながらプロジェクトを進めていく。 参加者からは、技術や事業者、有機栽培との違い、水に関する提案や質問が出された。