ヘルスケアビジネス研究会第2回

"笑い"によるヘルスケア・ビジネスの創造、病院・施設・職場等での活用、その他の可能性(2)

ワークショップNo.110621w

開催日 平成23年6月21日(火)14:00~15:30 時間 14:00~15:30 (受付13:30~)
場所 秋葉原UDX 4F 先端ナレッジフィールド UDXオープンカレッジ           参加費 無料 
募集対象 笑いを研究する方、新規ビジネス・高専賃向けビジネスをお考えの方、医療・健康サービ ス産業の  関係者、医師、看護師、作業療法士、介護福祉士、理学療法士、言語聴覚療法士、栄養士、福祉関連事業者、サービス付き高齢者住宅、街づくり関係者、企業等の福利厚生関係者、教育・研修部門関係者、他 募集人数 20名

ヘルスケアビジネス研究会は、様々なヘルスケアの有用なコンテンツを、ビジネスとして展開する際の課題やノウハウについて研究を進めていきます。毎回、ゲストスピーカーによるスピーチや参加者のプレゼンテーション、テーマを決めた議論等により構成されます。

先端的科学や技術、新たなアイデア、これからのビジネスやライフスタイルなど先端ナレッジ(知)を保有する人や企業・活動組織などによる交流マッチングを中心に、オープンな『イノベーションワークショップ』を行い、特にビジネスを中心とした業界や学界を越えた知の交流による産業創出や文化振興を目的としています。

第1回と第2回は、「笑い」という切り口からヘルスケアビジネスを考察する研究ワークショップを行いました。

■「ヘルスケアビジネス研究会」基調講演

 スピーカー:株式会社新産業文化創出研究所 所長 廣常 啓一

■「笑いヨガ」とは

    スピーカー: 日本笑いヨガ協会 代表 高田 佳子 氏

■「笑い」が健康に及ぼす影響のエビデンス(科学的根拠)

    スピーカー: 日本笑いヨガ協会 事務局長 富田 博子 氏

■参加者とスピーカーを交えてディスカッション

 


 

第一回 6月10日(金) 18:00~19:30  (交流会19:30~)  

     詳しくは ⇒  http://www.icic.jp/workshop/cat/iw/000658.html

 

第二回 6月21日(火) 14:00~15:30                

 

笑いヨガとは何か】

普通は、何かおもしろいことを見たり聞いたりした時に笑います。「笑いヨガ」はおもしろくなくても笑える方法です。ユーモア、冗談、コメディは必要なく、理由なく笑うのです。最初は体操として笑います。皆で笑っていると、笑いの伝染力が働き、だんだんとおかしくなって無理なく笑えるようになります。

 笑いの体操と、ヨガの呼吸法をあわせているところから笑いヨガと呼ばれています。酸素がたくさん取り入れられ、健康と活力が実感できます。体操としての笑いでも、おかしいと感じて笑っても、身体への健康効果は全く同じであるという科学的根拠に基いた方法で、体力が無い人も、笑う環境にない人も、自分で笑いたいと思う人なら誰でもが簡単にできます。

1995年にインド人医師のカタリア博士がたった5人で始めたこの活動ですが、現在では全世界65カ国に広がっています。笑いヨガは、インドでは笑いヨガクラブとして公園や海岸等で行われている非営利の活動です。日本で言えばラジオ体操のようなもので、毎朝時間になったら地域の人が集まってきて、一緒に笑いヨガをやっています。笑いヨガは、「手拍子」「深呼吸」「笑いの体操」「リラクセーション」等で構成され、とてもシンプルなものですが、通常は笑いヨガリーダーが進めていきます。5分間の大笑いは、15分のボート漕ぎマシンに匹敵する運動量だといわれていますが、笑うと快ホルモンが発生するので、つらさを感じることなく楽しい気分で続けることができます。

 

新産業文化創出研究所 所長 廣常啓一による基調講演。ヘルスケアビジネスの研究の内容、ネットワークできる他の地域、エビデンスや連携するための要素等。「潜在ニーズはアンケートをとっても、参加者もよくわかってないから書けない。それを我々が可視化して提言をします」 日本笑いヨガ協会 会長 高田佳子氏。「笑いヨガはインド人医師マダン・カタリア博士によって広められています」 日本笑いヨガ協会 事務局長 富田博子氏。「笑うときは息を吐きながら笑います。それが有酸素運動につながっていきます」
同、富田氏のプレゼン。2007年にインドのバンガロールのIT企業の200名を対象に行われた笑いヨガの効果実証実験の紹介。笑いヨガを行った群と行っていない群で、血圧、血糖、脈拍、コルチゾール分泌、パナステスト、自覚ストレス、TASテストなどで有意な差が現れている等、エビデンス(科学的根拠)が得られている。また、アメリカで33人を対象にした実験結果も。 参加者を交えたディスカッション「外国のデータだけでなく日本でのデータが欲しいですね」「それについては大阪大学で現在進めているところ」「地域密着コミュニティは予めエリアを限定した方がいい」「いや、限定せず自然発生的に」「認知症になる前に、予防の段階でどう手をつけるか。笑いヨガはこの予防の段階で使えるなと思いました」など議論が白熱 参加者を交えたディスカッション。「スポーツクラブでの笑いヨガのようなコンテンツの可能性」「高専賃向けにプログラムを作ろうとするとき、継続的に使ってもらうことができづらく、苦労がある」「子供向けならただのヨガより笑いの方がとっつきやすい」「看護師さんを派遣しても点数にならないんですよ。点数制度で縛ってしまっている問題があります」「認知症5だった人が2になった1になった、アルツハイマーは改善はしないが悪化が止まるということが実際に起こっています。笑うことで脳を活性化している」等