ヘルスケアビジネス研究会第1回

「笑い」によるヘルスケア・ビジネスの創造、病院・施設等での活用の可能性(1)

ワークショップNo.110610w

開催日 平成23年6月10日(金)18:00~19:30 時間 18:00~19:30
場所 秋葉原UDX 4F 先端ナレッジフィールド UDXオープンカレッジ          参加費 無料
募集対象 笑いを研究する方、新規ビジネスをお考えの方、医療・健康サービス産業の関係者、医師、看護士、福祉介護士、作業療養士、理学療法士、言語聴覚療養士、栄養士、福祉関連事業者、サービス付き高齢者住宅、街づくり関係者、他 募集人数 20名

 ヘルスケアの有用なコンテンツをビジネスとして展開する際の課題について、「笑いヨガ」という切り口から考察する研究ワークショップ。

 笑い療法、笑いと免疫力向上、笑いとアンチエイジング、笑いと抗疲労・癒し、笑いとメンタルヘルス、笑いとコミュニティ、笑いと美容などのヘルスケアビジネスについて、また、病院、施設等での活用事例や問題点などについて、ゲストスピーカーを迎え参加者様も交えて簡単なディスカッションを行いました。


ゲストスピーカー:           日本笑いヨガ協会 高田 佳子 (たかだ よしこ) 先生

【プログラム】

■参加者自己紹介

■「笑いヨガ」とそのビジネス展開
    スピーカー: 日本笑いヨガ協会 高田 佳子 氏
・    笑いヨガとは
・    笑いヨガの科学的根拠
・    笑いヨガのビジネス展開の現状、および課題と問題点

■その他 参加者からの関連プレゼンテーション

  「笑いヨガでのストレス解消」導入事例
  プレゼンテーター 株式会社ティアイエス代表/筑波大学講師  坂東 玄 氏

  「いくつかの人口統計推移表から見てとれる、21世紀半ばまでの我が国の姿にふれ、個人としてどう生きるべきか、どんな社会を考えるべきか」
  プレゼンテーター NPO法人国民健康会議 代表  和田 透 氏

■質疑応答、ディスカッション

■総評 株式会社新産業文化創出研究所 廣常 啓一
今回は第1回ということで、笑いのヘルスケアの紹介というところまでにとどまり、笑いのヘルスケア「ビジネス」というところまでは踏み込めなかった。
ソリューションの価値が数値化できるとビジネスになる。例えば、笑いのこのソリューションを用いると、医療費をこれだけ削減できる、という数値化、価格化ができると、ビジネスにつながりやすい。
次回以降はこういったことへ踏み込むことが課題と考える。
また、笑いというソリューションのビジネス化をノウハウ化できれば、他のヘルスケアソリューションをビジネス化するノウハウとしても横展開が期待できる。
 

第一回 6月10日(金) 18:00~19:30 

第二回 6月21日(火) 14:00~15:30                
    詳しくは ⇒ http://www.icic.jp/workshop/cat/iw/000659.html
 
【笑いヨガとは】

普通は、何かおもしろいことを見たり聞いたりした時に笑います。「笑いヨガ」はおもしろくなくても笑える方法です。ユーモア、冗談、コメディは必要なく、理由なく笑うのです。最初は体操として笑います。皆で笑っていると、笑いの伝染力が働き、だんだんとおかしくなって無理なく笑えるようになります。

 笑いの体操と、ヨガの呼吸法をあわせているところから笑いヨガと呼ばれています。酸素がたくさん取り入れられ、健康と活力が実感できます。体操としての笑いでも、おかしいと感じて笑っても、身体への健康効果は全く同じであるという科学的根拠に基いた方法で、体力が無い人も、笑う環境にない人も、自分で笑いたいと思う人なら誰でもが簡単にできます。

1995年にインド人医師のカタリア博士がたった5人で始めたこの活動ですが、現在では全世界65カ国に広がっています。笑いヨガは、インドでは笑いヨガクラブとして公園や海岸等で行われている非営利の活動です。日本で言えばラジオ体操のようなもので、毎朝時間になったら地域の人が集まってきて、一緒に笑いヨガをやっています。笑いヨガは、「手拍子」「深呼吸」「笑いの体操」「リラクセーション」等で構成され、とてもシンプルなものですが、通常は笑いヨガリーダーが進めていきます。5分間の大笑いは、15分のボート漕ぎマシンに匹敵する運動量だといわれていますが、笑うと快ホルモンが発生するので、つらさを感じることなく楽しい気分で続けることができます。

 

元は建築畑にいたという日本笑いヨガ協会の高田先生。「一生、人が笑って暮らせる街をつくりたいと思っていました」 同、高田先生のプレゼン。「笑いヨガは体力のない方も含めて誰でもできるのが利点。認知症などで笑うことができない人も、まずは体操として笑ってもらい、続けてもらうと2ヶ月ほどで表情が出てくるようになる。また、有酸素運動として様々な効果が得られます。」 同、高田先生のプレゼン。「がん患者、高齢者、教育現場、企業等様々な場所で需要があります。求められることも、癒し、集客、職員の負担減、嚥下機能の維持向上、コミュニケーションのきっかけづくり、学力・体力向上、ムード改善、メンタルヘルスケアリーダー育成、などさまざま。」
株式会社ティアイエス代表/筑波大学講師 坂東氏。「講義の始めに笑いヨガをやらせると、学生の記憶力がアップします。また血糖値や脈拍を測らせてみると、良好な結果が得られています」 「今後から2050年にかけて、日本の総人口は減りますが、老人人口は増え、介護保険総額も上がります」NPO法人国民健康会議 代表 和田氏。「笑いヨガのように垣根の高さの絆作り、という必要性がこれから出てくるでしょう」 笑いヨガ体験。写真は巨大バナナの皮をむき一気に食べるマネをしながらハハハハハハハと笑う。他にも耳の穴に糸を通して頭の中を掃除笑い、乳搾り笑いなど様々なパターンの工夫された楽しい笑いが用意されている。