ヘルスケアビジネス研究会、 次世代健診&検診センター研究会 PHR研究会

次世代の健康管理と次世代健診&検診センターのあり方

ワークショップNo.0802nh

開催日 平成23年8月2日(火) 15:00~17:00    時間 15:00~17:00 (終了後・交流会を予定)
場所 秋葉原UDX4F 先端ナレッジフ ィールド UDXオープンカレッジ 参加費 無料 (交流会ご参加の方は2000円)
募集対象 医療機器、検査機器、健康測定機器、健康機器、健康食品、健康サービス等に関る方、IT関連、病院・クリニック、健康診断事業者、健康保険組合、ほか 募集人数 30名 

新たな検診機器の実証実験を含めた「次世代の健康管理」と「次世代の健診&検診センター」のプロジェクト展開に、ご興味をお持ちの企業・団体向けの研究会ワークショップです。

オープンイノベーションのワークショップ形式で開催致します。机を囲んだ会議形式の発表会・討論会を行いました。
健康測定や検診に係わる様々な技術や製品、サービスをお持ちの方と、健康診断センターや検診センター、ヘルスケアサービスの事業者とのマッチングも推進してまいります。



【プログラム】 
15:00~15:40 基調講演
            新産業文化創出研究所 所長 廣常 啓一

15:45~17:00 企業プレゼンテーション & ワークショップ     

                  参加企業様プレゼンテーション

       「オン・サイト診断を実現する高速検査技術の紹介」
            株式会社メタボスクリーン 代表取締役  関澤 隆一 様

       「産業疲労・ストレス検診について」
            株式会社産業疲労特定検診センター 参与  倉恒 邦比古 様

 

   ファシリテータ 新産業文化創出研究所 所長   廣常 啓一


先進国の疾病構造は、伝染病・感染病から生活習慣病へと主軸が移り変わっております。それゆえ、国民の健康を目指すためには、治療だけでなく、疾病の予防として個人の生活習慣の変容を促す仕組みが必要とされています。

一方で今日では、企業側の様々な製品・サービス開発により、PHR※として多様なライフログ(医療、健康、生活データの継続的記録)の取得が可能になってきています。
体重計、血圧計、血糖測定機などの従来の機器に加え、歩数計や脈拍計、食事履歴アプリケーション、変わったところでは検便・検尿の機能がついたトイレなども開発されています。
また、従来の各種検診のほか、脳ドック、遺伝子検診、スポーツ支援検診、美容検診、疲労検診※等、これまでの健康診断※や人間ドックのメニューとは一味違った健康診断が話題となっています。

健診及び検診のサービスも様々な機器や技術により多岐にわたる個人データの取得と分析を可能とし、PHRとして継続的サービスへとも発展していくことが予想されます。

そうした中、次世代の健診&検診機器やサービスの認可には、医師法や薬事法など法令の壁があります。しかし、産官学医で連携することで、事業が実証実験や治験行為となり症例数を確保して法令をクリアできるなどのメリットが生まれます。

新たな健康チェック技術を活用した「次世代の健診及び検診センター」を取り巻く産官学医連携から生まれるヘルスケアビジネスについて、具体的プロジェクトとして展開することを目指したセミナー、ワークショップ、研究会を予定しております。


【次回プログラム】 平成23年8月23日(火) 15:00~17:00

新たな健康チェック技術を活用したライフログ(PHR)と次世代の健診及び検診センターと産学医連携から生まれるヘルスケアビジネス


【ヘルスケアビジネス研究会】 及び 各研究会について

「ヘルスケアビジネス研究会」は、様々なヘルスケアの有用なコンテンツを、ビジネスとして展開する際の課題やノウハウについて研究を進めていきます。
毎回、ゲストスピーカーによるスピーチや参加者のプレゼンテーション、テーマを決めた議論等により構成されます。

先端的科学や技術、新たなアイデア、これからのビジネスやライフスタイルなど先端ナレッジ(知)を保有する人や企業・活動組織などによる交流マッチングを中心に、オープンな『イノベーションワークショップ』を行い、特にビジネスを中心とした業界や学界を越えた知の交流による産業創出や文化振興を目的としています。

このたび、「ヘルスケアビジネス研究会」の中に、「次世代健診&検診センター研究会」と「PHR研究会」としてのプロジェクト部会を設けました。

脳ドック、遺伝子検診、スポーツ支援検診、美容検診、疲労検診等、
これまでの健康診断や人間ドックのメニューとは一味違った健康診断が話題となっています。

また、パーソナルヘルスレコードとしての個人のライフログが情報技術や検診機器技術の向上で、様々なサービスの可能性も出てきました。

家庭用の健康機器もコンティニュアアライアンス※にみられるように、通信基盤等の共有化などが進み、体重計や体温計、血糖値計や心電図、検尿検便が可能なトイレ、食事履歴が管理できる携帯電話アプリなどが、個人の健康データベースとして管理され、検診のデータや電子カルテ、投薬データなどと組み合わさることで
きめ細かな個人向け健康医療サービスが可能となってきます。

両プロジェクト研究会とも、最新の技術や数年先のニーズを見据えて、次世代において
「今後どのような健診&検診センターを設立できる可能性があるか」
「今後どのようなPHRの利用展開ができるか」を検討し、提言や
実証実験プロジェクトを推進していく部会とする予定です。


【健診及び検診】とは
健診と検診は読み仮名が同じで意味もよく似ています。

厳密に違いを言及すると、健診は健康診断の略であり、幅広く健康状態を調べ健康か否かを診断するもので、英語ではgeneral checkup にあたります。日本における人間ドックも広義では健診に含まれます。

一方、検診は「前立腺がん検診」のように特定の疾患にかかっているかどうか検査して診断するもので、英訳するとscreening test(実際の使われ方では「疾患名+screening」が多い)です。

厳密に違いを言及する必要のない文脈では、混同して使われたり、「健診/検診」「健診(検診)」のように両方を併記したりされることも多いようです。

【EHR、PHRとは】
EHR(エレクトリック・ヘルス・レコード=生涯健康医療電子記録)は、患者の生涯にわたる医療情報を、地域レベル、または国家レベルで共有するというプロジェクトです。患者が複数の医療機関にかかる際に同じ検査を繰り返さなくて済むなど、医療費の削減効果が期待されています。
米国ではオバマ政権の主導により、2015年を目途に各医療機関の医療情報がEHRに一元化されます。
日本国内では、「日本版EHRの実現に向けた研究」研究班(以下、日本EHR研究班)が厚生労働省から予算を受けて、国家レベルでのEHRの実現を目指し、クリティカルパス電子化やその連携項目の標準化、医療連携ネットワークの実証実験などに取り組んで います。

PHR(パーソナル・ヘルス・レコード)は、EHRとはやや異なり、医療、健康、生活データを究極的には個人で一元管理するという考え方です。
数十社の参画企業を有するNPO法人コンティニュア・ヘルス・アライアンスによる健康機器の相互接続や運用規格の標準化や、香川大学医学部附属病院が中心となって開発した、かがわ遠隔医療ネットワーク(K-MIX)のデータセンターを利用して病院と薬局が連携する電子お薬手帳システムなどがこれにあたります。


【コンティニュアアライアンス】とは
NPO法人コンティニュア・ヘルスケア・アライアンス。医療費高騰の要因となっているライフスタイル,健康管理,人口統計学的傾向などの課題に取り組むために,2006年に設立された業界団体です。
ユーザーが,家庭でICT技術と各種の健康管理機器を有効に活用し,簡単に健康管理を行えるように,健康管理機器の相互接続や運用を可能にする標準規格の技術検討や設計ガイドラインの策定を推進し,今般,コンティ ニュア設計ガイドラインの第一版を完成しました。

基調講演。「ICICのプラットフォーム事業は、タウンカレッジ機能、リサーチ機能、コラボレーション機能、マーケティング機能、エディケーション機能、ライブラリー機能を備え、シーズとニーズの様々な連携を可能にします」 基調講演(続き)。「ICICの『ヘルスナレッジ【医療健康福祉美容】』の中に『ヘルスケアビジネス研究会』があり、その中に『次世代健診&検診センター研究会』『PHR研究会』を設けました」 株式会社メタボスクリーン 代表取締役 関澤隆一氏。「1円玉より小さい8項目同時測定検査チップCAsCHIPS。極微量の血液で、低コスト、スピーディーに、オンサイトでの診断を可能にします」「オンサイト診断が可能になることで、たとえば食の安心安全に関わる検査や家畜の検査などにおいて、検査フローの簡略化が図れます」等
株式会社産業疲労特定検診センター 参与 倉恒邦比古氏。「疲労・メンタルヘルス検診サービスの紹介。簡易検診は指先の脈波を測定し、問診と合わせ10分で済みます。要注意であれば一次検診、二次検診へと進みます」「疲労検診は旧労働省の分野として進んできたので、現在の厚労省との温度差などもある」等 希望者のみ参加の交流会。7名様ご参加があり、ざっくばらんに情報交換を行いました。