タウンメディア研究会 

6月タウンメディア研究③「ARG(代替現実ゲーム)の日本での状況と実例」~既存メディア・コンテンツと街中を含むIT技術の融合シナリオの可能性~

ワークショップNo.0628tm3

開催日 平成22年6月28日(月)15:10~16:00 時間 15:10~16:00 (交流会16:15~18:00)
場所 先端ナレッジフィールド UDXマルチスペース            参加費 無料 (交流会参加者のみ2000円)
募集対象 IT業界、広告業界、放送・通信業界、不動産・鉄道業界、エンタテイメント業界、クリエーターなどITを活用した街の活性化や新たなビジネスをお考えの方 募集人数 20名 

ARG (Alternate Reality Game; 代替現実ゲーム) は、アメリカを中心にここ数年で大きく盛り上がってきている新しいストーリーテリング手法です。プレイヤー本人で参加することや、複数のメディアを横断的に利用することなどが特徴とされていますが、まだ定義すら定まっていない、大きな将来性を秘めたエンタテインメントです。

参加者はシナリオの中の登場人物の気持ちになって参加できるのが特徴です。ディズニーランドや先日、フロリダに開園した『ハリー・ポッター』のテーマパーク「ハリー・ポッターの魔法の世界」も広義のARGになります。東京ドームシティでこの夏も行われるWii用ソフト「ドラゴンクエスト モンスターバトルロードビクトリー」と連動しオリジナルの「冒険の書」を片手にスタンプラリーをクリアするラリーイベントもそうです。スピルバーグ監督のSF映画『A.I.』や北京オリンピックのプロモーションにも活用されました。

一方、パーソナルモバイルやICカード、街中の様々なIT技術など、これまでバラバラに街中に存在したセンシング機能やデジタルメディアを複合的なゲームシナリオにより結び付けることが可能となります。鉄道の改札口データと携帯電話、従来型の劇場映画と街中のデジタルサイネージ、街の店舗に張られたARマーカー (注*AR:Augmented Reality拡張現実)や電子マネーリーダー、GPSとMR、ARの組み合わせ、TwitterやSNSの活用など、シナリオにより、利用者の積極的な関与が想定され、観光や商業施設の集客や購買プロモーション、また新たな街の楽しみ創造など、異業種との組み合わせにより、そのシナリオの幅も拡大してまいります。特に個人ベースでも優秀なシナリオ作成により世の中に大きなインパクトを与えることとも可能となります。逆にそれだけ新たなルールを必要とするところも併せ持っています。
 
今回はARGを実践している製作者の方々より、具体的な作品を事例としてARGの可能性を語っていただきます。特に渋谷地区をテーマにしたARG実例等を例に議論いたします。また、こうしたARGの実証実験コンソーシアムの参画の説明、優秀なシナリオ製作のための人材育成方法、モラルハザードやコンプライアンス、ビジネスモデルの研究のための日本ARG協会(仮称)設立の説明等も実施いたします。
 
第1部  「経済産業省・e空間実証事業」~ITを活用した渋谷の街の活性化計画を例に~                                               詳細・お申込み ⇒ http://www.icic.jp/workshop/cat/iw/000444.html
 
第2部 「ARG(代替現実ゲーム)の日本での状況と実例」
~既存メディア・コンテンツと街中を含むIT技術の融合シナリオの可能性~
 
スピーカー: 
国際ゲーム開発者協会日本(IDGA日本) SIG-ARG 世話人 八重尾 昌輝 氏
 
ニコルソン                    今仁 英輔 (いまに・えいすけ) 氏
        
株式会社新産業文化創出研究所    所長      廣常 啓一 ほか
 
第3部   交流会:  平成22年6月28日 16:15~18:00 
 
※八重尾昌輝氏プロフィール
IGDA日本SIG-ARG所属。ゲーム系ジャーナリストとして活動するかたわら、IGDA日本のARG専門部会(SIG-ARG)世話人と、ARGニュース配信サイト「ARG情報局」管理人を務める。ARGの持つエンタテインメント性や新たなストーリーテリング手法に注目して独自に研究を続けているほか、ARGの制作・運営も行っている。SIG-ARG第二回研究会用ARG「Passt」の制作・運営のほか、式根島のプロモーションのためのARGを現在製作中。
 
※今仁英輔氏プロフィール
ARG クリエイター集団ニコルソン所属。2009年12月に早川書房S-Fマガジン50周年記念企画「Sync Future」のプロモーションとして、ARG「Future Player」を制作・運営。国内で初めてとなるARGクリエイター集団「ニコルソン」の活動を開始した。2月には「Sync Future」シリーズ第二弾となるARG「前田真宏監督が怒っているので助けてください」を制作・運営。
 
【当日の関連ワークショップ】
平成22年6月28日(月)14:00~15:00
6月タウンメディア研究②「経済産業省・e空間実証事業」~ITを活用した渋谷の街の活性化サービス開発の取組みを例に~
http://www.icic.jp/workshop/cat/iw/000444.html
 
平成22年7月13日(火)15:00~17:00                                                                          7月タウンメディア研究「各種メディアと街・鉄道沿線・店舗をITで結ぶe空間ARG実証事業」~具体的参画方法として~    http://www.icic.jp/workshop/cat/ic/000447.html
 
 
【関連報道記事】
フジサンケイビジネスアイ 平成22年6月25日 新市場創造 面  
                                       
【タウンメディア研究 ワークショップとは】
街がメディアとして情報発信、情報収集するための技術とビジネスモデルを研究いたします。ユビキタスタウン、地域ICT、e空間プロジェクトなど総務省、経済産業省、国土交通省などにより各地で関連プロジェクトが生れつつあります。こうした技術やインフラによりタウンマネジメント(情報発信、防災防犯、ファシリティマネジメント、各種サービス) やデジタルサイネージ、モバイル通信サービス、バイタルデータ取得などに活用が期待されます。
これらをシリーズとして異業種によるワークショップを実施し、市場ニーズ、ライフスタイルとそれに対応するビジネスモデルの構築、そのための異業種の技術シーズなどのコラボレーションや融合を促進いたします。
セミナー、ワークショップにより様々な実証実験や研究会ワーキングを組成し、事業化に向けたプロジェクトとして継続的な活動に結び付けてまいります。
 
今後、予定されるワークショップ・テーマ(タイトル)としては、以下のようなものを予定しています。
・通信と放送が叫ばれてもう何年
・マーケティング見地での街2.0
・デジタルサイネージの何と繋がる
・店頭ワンセグTV
・先端的なウィンドウ・ショッピングとは?
・街のカードとしての交通デポジットカード
・エリアワンセグの可能性
・可視光通信としての照明計画
・マッシュアップ・CGU/UGC
・ポイントカードとの連動
・屋内位置即位の活用方法
・タウンゲームとしての活用方法
・ARGの街と連動したシナリオ
・ファシリティマネジメント機能との融合
・都心再開発プロジェクトでの導入
・複数建築物のインフラ統合が意味するもの
・e空間実証実験の報告
・地域ブランディングと街メディアの街内事業や製品への価値創造
 
など 多彩な講師陣、発表者などによるセミナー、ワークショップ等を予定しております。 
  
◎これまでのタウンメディア研究ワークショップは
第1回 平成20年7月14日都市の情報化とタウンメディアシステム    
http://www.icic.jp/workshop/cat/ic/000153.html
 
第2回 平成21年6月18日   タウンメディア概念と無線インフラの可能性
http://www.icic.jp/workshop/cat/iw/000126.html
 
第3回 平成21年12月15日 街をメディアとして考えるためのインフラ整備
 
特別回 21年8/4   Visit Japan Yearと外国人観光客招致戦略
http://www.icic.jp/workshop/cat/p/000042.html
 
第4回 平成22年6月7日 代替現実ゲーム(ARG)と地域ICTの組合せ
http://www.icic.jp/workshop/cat/iw/000438.html
  
第5回 平成22年6月28日   経済産業省実証事業e空間
http://www.icic.jp/workshop/cat/iw/000444.html
 
 
◎関連ワークショップ 
平成22年6月18日 次世代コミュニケーション空間研究~多言語超臨場感テレビ会議
http://www.icic.jp/workshop/cat/iw/000310.html
ARGコンテンツ制作会社ニコルソンの今仁英輔氏による実例発表 ニコルソンが製作したARG話題作「Future Player」 参加者からの質問に答える八重尾 昌輝氏 (IGDA日本 SIG-ARG 世話人)