次世代情報セキュリティ研究会

超入門:他人事ではないサイバースパイ

ワークショップNo.110907j

開催日 平成23年9月7日(水) 15:30~17:30  時間 15:30~17:30 (受付15:00~) 終了後、交流会を予定
場所 秋葉原UDX 4F 先端ナレッジフィールド UDXオープンカレッジ    参加費 無料(交流会参加は1000円)
募集対象 情報通信関係者、情報セキュリティ関係者、各業界でセキュリティに課題を抱える方、その他 募集人数 30名

次世代情報セキュリティ研究会
超入門:他人事ではないサイバースパイ

 

スマートグリッドや新エネルギーシステム、ITを活用した様々な製品やサービス、ビジネスモデルにより、従来の情報セキュリティの概念では対応困難な環境が生まれつつあります。また、サイバーテロやハッカーの攻撃は、強固な情報セキュリティもかいくぐり、公的機関や金融、交通、医療、エネルギーなどの世界に様々な被害を与えています。工場などの生産現場からホームネットワーク化した家庭、スマートフォンやIT武装した自動車までが、その脅威にさらされているのです。

次世代情報セキュリティ研究会では、オープンイノベーションのプラットフォームとしてのUDXオープンカレッジにて、同じく次世代のセキュリティを研究、応用する方々との有機的関係を形成し、異分野異業種の連携によるイノベーション推進を行ないます。

今回は、ソニーの情報漏えい事件等の世界動向や、スマートフォンにおける不正アクセスの問題等を、情報セキュリティの権威である(独)情報通信研究機構(NICT)情報通信セキュリティ研究センターの中尾康二氏が講義形式で解説します。

【プログラム】

15:30~15:35 開催挨拶

15:35~15:45 趣旨説明 

          新産業文化創出研究所 所長 廣常啓一   

15:45~16:45 セミナー 「超入門:他人事ではないサイバースパイ」 

          講演者:(独)情報通信研究機構(NICT) 中尾 康二氏

16:45~17:00 休憩

17:00~17:15 次世代情報セキュリティと日本通信安全促進協会活動

 

17:15~17:25 質疑応答

17:25~17:30 閉会の挨拶 

インターネットの利用が当たり前となった現在。どこにでもいる「サイバー産業スパイ」は、もはや他人事ではありません。「サイバー産業スパイ」とは、一昔前の拡散型ウイルスを利用した情報漏えいとは異なり、特定の企業を狙う、標的型のウイルスやハッキングを行う行為です。ニュースを騒がせている「情報漏えい」「ハッキングは、どのようにして起きたのか? 何が問題点であったのか? 専門家・中尾康二氏が事例を交えて解説します。

【講師プロフィール】 :

中尾 康二 氏  
          (独)情報通信研究機構(NICT) 情報通信セキュリティ研究センター グループリーダー
          一般社団情報通信安全促進協会(JCSA) 理事
          NPO法人 日本ネットワークセキュリティ協会 副会長
          日本ISMSユーザーグループ 発起人代表
          ITU-Tセキュリティ会議 副議長
          KDDI株式会社 運用統括部 情報セキュリティフェロー
     (公務) 経済産業省 情報セキュリティ監査研究会委員
          総務省 次世代の情報セキュリティ政策研究会 座長代理
          内閣官房 IT担当室 電子政府ガイドライン作成検討会構成員

【次世代情報セキュリティ研究会】
10年前のインターネット社会と現在のそれの違いは、悪意に満ちたマルウェア(ウイルスなど破壊活動を行うプログラム)、ハッキング、なりすましなどの増加にあります。
マルウェア・不正アクセスは多様化が進み、日々進化しています。これまでインターネットではセキュリティ対策として、暗号化やアンチウイルスソフト等の対策が講じられていましたが、RSAの鍵情報流出、ネットバンキングにおけるなりすましなど、問題は後を絶ちません。これらはもはや抜本的対策とはならず、新たな解決方法がないことが、現在のインターネット社会の問題となっています。
今後、新エネルギー、スマートグリッドを含め、ICTの分野は更なる広がりを見せます。先を見据え、次世代のネットワークの在り方について考える必要があります。

 目的
  (ア)インターネット社会の現状を理解し、知識の共有を図る。
  (イ)各業界が抱える課題を持ち寄り、それらの解決に向けて議論を図る。
  (ウ)今後のインターネット社会の在り方、次世代のネットワーク社会の在り方について議論を図り、社会に提言する。

 活動  
  ●情報セキュリティに係わる各種関係者、ユーザーなどの交流、連携のためのプラットフォーム活動
  ●次世代の情報セキュリティのあり方、課題など社会に対しての提言、情報発信
  ●次世代情報セキュリティに係わる調査、研究、開発とその支援、コンサルティング、プロジェクトマネジメント
  ●情報セキュリティ導入に係わる各種、審査、評価、指導、アドバイス、コンサルティング、プロジェクトマネジメント
  ●スマートグリット、エネルギー、ファシリティマネジメントなど各種機能融合や複合的ソリューションシステムの開発、マッチング、連携支援
  ●次世代セキュリティに係わるワークショップ、セミナー、コンベンション、展示会、学会等の開催
  ●次世代セキュリティに係わる人材育成、研修等
  ●その他

 


新産業文化創出研究所所長 廣常による趣旨説明。次世代セキュリティを横軸、他の異分野を縦軸としてクロスマッチングを行い、イノベーション形成を行います。 (独)情報通信研究機構(NICT) 中尾 康二氏 中尾氏の講演。超入門編としてセキュリティをわかりやすく解説。写真は、マクロ-ミクロ相関分析などを駆使して、ある日の実際のマルウェアの発信状況をビジュアル化したもの。
一般社団法人日本通信安全促進協会(JCSA) 大池氏「今のインターネットとは異なった安全な空間、セキュアな空間を構築したい」